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【乳頭温泉】冬の東北温泉を大満喫の2日間 (二日目)@休暇村乳頭温泉郷

冬の東北温泉旅、2日目です。

ノープランで出発して二日目は東に出て釜石で海鮮を食べるか、西に出て横手で焼きそばを食べるかと考えましたが、釜石は電車だと遠く雪が無いので横手はかまくらも無い模様。

思い切って新花巻駅でレンタカーを借りて、北上することにしたらこれが大正解。途中で乗り捨てに切り替えたことで、大谷君の母校・花巻東高校から北は乳頭温泉郷まで訪ねることができ、のんびり1日目に比して超アクティブの2日目となりました!

↓一日目はこちら。

shumatsu-nanisuru.hatenablog.com

午前10時 宿から出発

シャトルバスで新花巻へ🚌

大沢温泉 山水閣には花巻温泉郷のシャトルバスが9:55にピックアップしてくれます。
朝食後、温泉に入ってのんびりしたのちロビーでアイスコーヒーを頂いてバスに乗り込みます。

シャトルバスは立派な大きな観光バスでした。一番奥は新鉛温泉から、大沢温泉の後も渡り温泉、志戸平温泉、松倉温泉を経由していきます。

どこの温泉宿も大きくてお客さんがたくさん賑わっていて、花巻温泉郷なかなか人気が伺えました👨‍👩‍👧

外はなかなか寒そうです。

シャトルバスは、JR東北本線の花巻駅 → 新幹線の新花巻駅の順番で停車します。
最初は花巻駅で降りようかと思っていましたが、昨日の反省で公共交通だと接続が悪いので、今日はレンタカーを借りることにします!

昨日撮影し損ねましたが、極寒だった花巻駅。
ここから15分ほど走ると、新花巻駅に到着します。こちらの新花巻駅も、1日目の水沢江刺駅と同様に周囲にな〜んにも無い閑散とした新幹線の駅でした。二日間でこんな駅をふたつも見るなんて、なかなか無い経験です笑

ニッポンレンタカー新花巻駅店で軽自動車を一台お借りしました。
シャトルバスの中で予約した日付が間違っていたのも親切に対応してくれましたよ。

さて、新花巻駅からでる新幹線は1時間に1本。だいぶ不便で、良い時間にこちらの駅に戻ってこれるかな?

大谷選手の母校、花巻東高校へ🏫

1日目にも思いましたが、岩手の景色はとにかく雄大です。
遠くの雪を被った北上山脈も、見ていてとっても気持ちが良い!
ここで、せっかく花巻に来たんだからということで、最近ドジャースに1100億円での移籍が決まった大谷翔平選手の母校、花巻東高校へ向かいます。

新花巻から15分ほどで到着しました、花巻東高校です。年末でしたが、美しいフォームでランニングをしている学生の方々がいました。カッコいい!

素敵な校舎には、大きな垂れ幕がいくつもぶら下がっています。
また、外に併設された大きな駐車場には、他にもレンタカーが何台も停まっていて、一大観光スポットになっている模様⚾️

敷地はとっても広々していて、すぐそばに公営の野球場もありましたが、学校の野球場も。
ここで大谷選手含む、名門野球部が練習しているのですね。

学校のすぐ横に美しい松並木があったりと、とにかく広々としていて気持ちの良い学校でした。

帰り際、やはりランニングをしていたサッカー部の学生さんからは「こんにちは!」と気持ちの良い挨拶をいただきました。
未来の大スターがこういうところで育まれているんだなと思うと、感動ですね。

午後12時半 冬の美しい田沢湖でしばしのひととき

岩手から秋田へ大移動🏔

レンタカーは元々新花巻駅に返却の予定でしたが、プラス3500円で盛岡駅に乗り捨てられるとのこと。帰りは圧倒的に新幹線の本数も多くあるので、予定を変更し盛岡を最終帰還地にすることに!

東北自動車道を、盛岡に向けてぐんぐん北上していきます。前方に見えているのは岩手山です。雪を抱いていて、立派な山です🏔

盛岡インターを降りたら、雫石を通って今度は田沢湖を目指して西に進みます。岩手から峠を越えて、秋田へと向かいます。
トンネルを抜けて秋田県に入ると、さらに雪深くなってきました⛄️

スキー場に向かうような道です。

田沢湖に到着🌊

花巻から盛岡まで30分ほど、盛岡から田沢湖まで45分ほどで到着しました!

田沢湖周辺も驚くほど車も人も少なく、とても静かな湖畔です。
湖畔のお店やホテルも閉まっているばかりで、きっと昔は一大観光地だっただろうに…と往年を思わせられました。

かろうじて営業している田沢湖レストハウスの駐車場に車を停めます。こちらにはちらほらお客さんの車が停まっていました。

田沢湖は、423.4メートルと日本で最も深い湖とのこと。水が青く澄んでいて、とっても綺麗です。

魚一匹も見当たらない、神秘的な湖面です。
雪が降り積もっていて、白と青のコントラストが美しい。

ずいぶん遠くまで来ましたが、15分ほど滞在して満足してしまいました。ちなみに、こちらには乳頭温泉郷行きのバスが結構な頻度で出ており、お客さんもそれなりに利用されていました。

昼食は田沢湖周辺で食べようかと思ったのですが、お店が全然開いていません。
前日の大沢温泉はアルカリ単純泉でしたが、せっかく秋田まで来たので硫黄泉の温泉を目指し、ついでに昼食もいただくことにします。

午後13時 乳頭温泉と昼食に向かいます

お昼は美味しいジンギスカン🐑

田沢湖スキー場の近くに良さげな硫黄泉、水沢温泉郷を見つけたので、田沢湖から15分ほど車を走らせます。
ただ到着したものの、残念ながらどこのお食事処も日帰り湯もまだオープンしていないようでした、残念!ちなみにこちらも乳白色の硫黄が香る温泉とのこと。秋田も温泉天国ですねえ♨️

tazawako-kakunodate.com

GoogleMapで調べてみると、水沢温泉からさらに少し奥に行くと口コミの良いジンギスカンのお店があります。13時頃でしたので電話してみるとまだやっているとのこと。
また、さらにもう少しいけばあの乳頭温泉郷があるようなので、昼食後に向かうことにします。

さて、やってきました昼食の地。こちらの休業しているペンションの横から下っていきます。

実は口コミも高いのと、旅行を通じて炭水化物が多めなのでお肉に期待が高まる!🥩
こちらのお店『ジンギスカン食堂』は、民宿に併設された食堂のようで、中も冷え冷えとしていますが13時頃着でもお客さんが一組。その後もまだ二組入ってきて、この辺りでは貴重なご飯屋さんになっているみたい!

ストーブが焚かれたスキー場民宿っぽい室内には、レトロなメニューが貼ってありまwう。
当然のように、ジンギスカン定食(1400円)をチョイス🥢

やってきました、年季の入ったジンギスカン鍋。

そして見てください!この大量のお野菜とラム肉たち✨お腹ぺこぺこだったので、たっぷりお肉は嬉しい。
この他にも、お味噌汁とおかわり自由な白米、あとはお漬物がついて、お昼ご飯スタートです。

お野菜をたっぷり広げた上に、お肉を乗せて蒸し焼きにすると美味しいですとのこと。
我慢できずに途中から鉄板の上で直接焼きましたが、お肉が大きくて柔らかくて、すりおろしりんごやニンニクが効いた特製だれに絡めてオンTHEライスすると最高でした。

あまりに美味しくて、ボリュームもあったのにばくばく食べてしまいました。
この旅の食事のMVPだったかもしれない👑

また乳頭温泉郷に行く機会があれば、リピートしたいくらいの美味しいジンギスカンでした。

maps.app.goo.gl

水沢温泉エリアから乳頭温泉郷へ🚗

さて今日は夕方17時には盛岡を出発したいので、温泉に一路向かいます。
乳頭温泉郷、遥か彼方だと思っていたのですが、田沢湖から合計40分ほどでつけるみたい。ジンギスカン食堂からは山道をくねくね通っていきます。

この道のほかは何もない景色。本当に温泉のためだけにあるような道路です⛄️

ついに乳頭温泉エリアにやってきました!
少し先に見えていますが、最初の段階で左に行くと、有名な鶴の湯があります。今回は特段曲がらずに、まっすぐ進んでいきます。

妙の湯、黒湯温泉、大釜温泉、蟹湯温泉など様々な温泉宿があり、それぞれ泉質も違うみたいで、流石超有名の秘湯はすごい!
どこかに宿泊していたら、湯めぐりバスで全制覇もできちゃいそうですね。

www.nyuto-onsenkyo.com

車で一通り見物しましたが、のびのびできそうな休暇村にしてみました!笑
結果的には、ホテル水準の綺麗さと、乳頭温泉郷の濃い硫黄泉をどちらも楽しめて、とても良いチョイスでしたよ〜

しかし、秋田の最奥部までやってくると、暖冬といえど積もっている雪の量も尋常ではありませんね❄️

休暇村 乳頭温泉郷で2つの源泉を堪能♨️

こんなところにもあるとは知らなかった休暇村。

こちらの温泉宿には源泉が二つあって、異なるお湯が楽しめます。

  • 乳頭の湯   : ナトリウム炭酸水素塩泉
  • 田沢湖高原の湯:単純硫黄泉
  • 効能:火傷 / 外傷 / 高血圧 / 糖尿病 / 動脈硬化 / 皮膚病 / 婦人病

手前の乳白色の方が「田沢湖高原の湯」で、とても濃い硫黄の香りがしてくる単純硫黄泉。奥にある薄緑の方が「乳頭の湯」で、少し優しめの炭酸水素塩泉です。

写真は休暇村公式Webサイトより

田沢湖高原の湯は、1日目の平泉温泉や大沢温泉と真逆の硫黄の濃〜い温泉です。こちらは露天風呂にドバドバ注がれていました。
露天風呂は雪が積もったブナの森に囲まれていて、とても気持ち良いです!

写真は休暇村公式Webサイトより

お湯から出て1日は、硫黄の香りが身体から染み付いて離れませんでした。
お風呂上がりには濃厚ソフトクリーム(360円)をいただきます。このソフトが名前の通りミルクがとっても濃くてボリュームたっぷりのとても美味しいソフトでした🍦

大満足で休暇村を後にしました。

調べてみたら、朝夕のご飯も秋田の地場のものをたっぷり使ったバイキングでとても美味しそう。宿泊料金もリーズナブルで、楽天トラベルでも★4.6を記録するような人気のお宿ということがわかりました。

また冬のシーズンに、こちらに泊まってみたいものですね〜

travel.rakuten.co.jp

さて、乳頭温泉を出て一路、盛岡駅に向かいます。行きと同じように田沢湖まで山道をくだり、秋田から岩手の峠を越えて1時間半強。帰りも田沢湖高原スキー場が綺麗に見えました。

盛岡市街の近くから、夕方を。

午後17時 バイバイ東北

新幹線前に冷麺を一杯🍜

16時半すぎ、さて、レンタカーを返却し盛岡駅に戻ってきました。17時の新幹線に乗るには十分の時間です。
盛岡駅は、旧国鉄の雰囲気を残すレトロなどっしりとした駅でした🚃

新幹線ホームに向かう地下道の途中、ちょっとした麺ストリートに出会ってしまいました。じゃじゃ麺、冷麺、ラーメン…せっかくなので、新幹線を15分後ろ倒して盛岡名物冷麺を頂いていきます!🍜

お昼にジンギスカンを食べた時間が遅かったので、麺の量が普通盛りの七割位という小サイズを注文しました。
十分な量のボリュームで運ばれてきます。スープは甘めで、麺はコシがありますが固すぎず美味しい🤤

辛味を入れると一気にまた味変されて、ペロリといけました。

盛岡で冷麺を食べられるとも思っていたので、心残りは一つもありません!

はやぶさであっという間の2時間10分🚅

さてコーヒーをおやつを購入して新幹線ホームにやってきました。

往路は「やまびこ」でゆっくり来ましたが、復路は「やまびこ」です。
ちなみにこまちは田沢湖駅を通ってくるので、本当は田沢湖でレンタカーを返して新幹線に乗り込むのが楽だったのですが、今回お世話になったニッポンレンタカーが無かったので、秋田から岩手にまた峠を越して戻ってきたわけです。

こまちとはやぶさの連結シーンがこちら。

全席指定で、連結した「こまち」の方の車両の席を選びました。
こまちは、普通の指定席でも座席が通路挟んで2・2なので、東海道や東北新幹線の2:3より若干座席の幅も広いです。お客さんもほとんどおらず、快適快適♪

結局冷麺でお腹いっぱいになり、お土産のバターもちは手をつけず。
途中停車駅はなんと仙台と大宮の2駅のみで、盛岡で乗車後、2時間10分ほどと本当にあっという間に上野に到着です!

上野には19時半頃に到着。前日、朝6時10分に出てから、36時間程の濃密な一泊二日の冬旅となりました❄️

本日の予算:しめて22200円でした

  • レンタカー(乗捨て/一日);約10500円
  • ガソリン代:1100円
  • 昼食代(ジンギスカン):1400円
  • 温泉料金(+タオル代):1000円
  • 夕食代(盛岡冷麺)  :800円
  • 新幹線代(盛岡→上野):約13000円

※今回は二人旅だったので、レンタカーとガソリンは割り勘でした。

今回の旅行まとめ

年末に2日休みをとって、東北に冬を味わいに行った旅でしたが、大沢温泉以外ノープランだったところから、南は平泉から、北は乳頭温泉まで大満喫できて、とっても楽しかったです✨温泉も2日間で4種類楽しめまして、

  • 平泉温泉(ナトリウム塩化物泉)
  • 大沢温泉(アルカリ性単純温泉)
  • 乳頭温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉と単純硫黄泉)

塩のお湯、アルカリのお肌に吸い付く優しい化粧水のお湯、硫黄の香りが濃い白濁湯を回れました♨️

何より、人の少ない静寂で雄大な冬の東北を、年末になんの憂いもなく満喫できて心も体もリラックス。とっても良い二日間となりました!
以下、大移動の記録です。

1日目。上野→水沢江刺→水沢→平泉→花巻

2日目。大沢温泉→新花巻→田沢湖→乳頭温泉→盛岡

 

一日目はこちら↓

shumatsu-nanisuru.hatenablog.com

 

お宿編はこちら↓

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