本日のお宿『満山荘』は、日本秘湯を守る会会員宿です。電話予約のみ可、一人旅も受け入れてくださり有り難や🙏
お部屋はリニューアルされて雰囲気が良いですし、お目当てのぬる湯はずっと入っていられて露天風呂からの景色も素晴らしく、涙が出るほど幸せでした✨笑
お料理は田舎の温泉宿（失礼）らしからず、とてもお洒落な創作料理で、大変満足なお宿でした！
🛏️施設・お部屋
お宿について
青木バスターミナルから車で7分ほど、宿の方がお迎えに来てくれて助かりました。途中、青木村名物のお蕎麦タチアカネの畑や、田んぼが並んで、ちょっとした山を少し登るような道中です。
坂の途中にあるこちらのお宿✨
上田原15:23のバスに乗って、お宿着いたのが16時過ぎ頃でしたよ。
秘湯を守る会会員宿です。今回満山荘に掲示されていて初めて知ったのですが、秘湯宿のスタンプカードなるものがあった模様！
三年以内に10泊すれば、一泊無料で泊まれるんだとか。10泊はきついよなあと思ったのですが、先日泊まった『みくりが池温泉』も、私のお気に入り宿『唐沢鉱泉』も会員だったと知り、今回カードをゲットしてみました。
ロビー
夕方に向かっていく青木村の風景が望める素敵なロビー🍂
ご主人から、「家族でやっていますので何卒」とのご挨拶をいただきました。部屋数もそれなりにあって、お風呂からご飯まで家族経営とは、すごいです。
ウェルカムドリンクとして、蕎麦茶と蕎麦クッキーをいただきました。
蕎麦茶がアツアツで香ばしくて美味しい✨
お部屋
私は燕というリニューアル後の2階のお部屋に通していただけました。
本当はこの週末、燕山荘泊の登山にいく予定だったのですが、寒そうで断念したので偶然。なんとなく嬉しい気持ちに。
お部屋入って思わずにっこり。
あるといいなあと思っていた、鳥籠椅子が窓際にあるお部屋でした。ツインを一名利用でも、追加料金で2000円のみだったので嬉しい。
バストイレは共同ですが、宿に複数据え付けられていてしかも綺麗で、全く問題なし。
畳敷の上にベッドというのも嬉しいポイント。
お部屋には、秘湯の会あるあるで、全国の会員宿を紹介した本が置いてありました。
鳥籠椅子にゆらゆら揺られながら、夕食までの間ののんびり時間に読んで、次に行く宿に胸膨らませたり。
ちなみに、音は比較的通りやすいのですが、静かな大人の夫婦、ご家族ばかりでしたので、ゆったりと過ごせましたよ。またラウンジのようなスペースがあり、18時まではビールサーバーが無料で使えたり、ワインやコーヒーをいただけました。
私も、お風呂上がりにビールを一杯いただいて、お部屋でのんびり飲みました🍺
♨️お風呂
さて楽しみにしていたお風呂。こちらのお宿は、内湯と外湯で源泉が違うみたいです。どちらも掛け流しスタイルなのがうれしい💕
- 内湯 34.7℃ アルカリ性単純温泉／加温掛け流し
- 露天 38.5℃ アルカリ性単純硫黄温泉／源泉掛け流し
内湯
内湯はこんな感じ。加温されているので外湯よりもだいぶ温かいです。
こじんまりとしていますが、お客さんはほとんど露天風呂に浸かっているので、混み合うことはありませんでした。
体感40℃ほどで、加温しているといえどぬるめのお湯なので、ゆっくり入っていられます。
露天風呂
そして露天風呂はこちら！✨
外には青木村の田園風景が見下ろせて、写真の通りめちゃくちゃ素敵な空間でした涙
お風呂用の枕が用意されていて、縁に引っ掛けて頭を預けると、体をゆらゆらと浮かせてほぼ寝ているような感じにできるんです。
評判通りのぬる湯で、しかも外気に触れてほぼ体温くらいの不感温度になっていた感じです。
40分くらいゆるゆると浸かっていたら、だんだん寒くなってくるくらいで笑、内湯に助けられました。
夏に行ったら本当に最高だろうなあと再訪を誓いました笑。
ちなみに、お風呂に1時間ほど使って18時前に戻ってきたら、お部屋がこんなにムーディーな感じになっていましたよ✨
🌃夕食
ムーディーなお食事処
18時30分になると、お待ちかねの夕食です。
こじんまりとしたお宿なのに、レストランのように広々とした雰囲気の良い空間で、半個室みたいになっていました。一人旅には嬉しく落ち着いていただけます。
大人に嬉しい滋味深いメニューの数々
今晩のメニュー！前菜も野菜がたっぷりで、ビーツやにんじん、オニオンバルサミコなど凝ったソースとともにいただけます。
どうしても普段野菜不足だから、温泉に来て食も健康になれるのがうれしい。
もちもちとした牛乳豆腐、優しいチーズの茶碗蒸し、滋味深い16穀米のポタージュなど疲れた大人に嬉しいメニューばかり。お肉も、お肉料理ではなくヒレ肉のスープ仕立てで、夕顔や錦糸人参などと秋を感じさせる味わい。
あとは天ぷらを揚げたてで持ってきてくれます！アッツアツのサクサクで美味しい🤤
特にトロッとした青茄子と、抹茶塩でアップルパイ感覚の信州リンゴの天ぷらがお気に入りでした。
メイン料理の岩魚も目にも楽しく、グリルした人参や長芋も美味しくいただきました。
野沢菜茶漬け、デザートに白桃のシャーベットのマンゴーヨーグルトソースまでさっぱりと食べたらお腹いっぱいでした！
ちなみにお茶を頼んだら薬膳茶が出てきてこれまた嬉しい。
お腹いっぱいに頂きましたが、お野菜中心で滋味深い味わいのお皿が多く、最後まで美味しくいただくことができました。
ただ、作務衣が半袖だったので、急激に冷え込んだこの晩は少し寒くなってしまいました…🥶
早々にお部屋に退散して、お湯にたっぷり浸かって身体がほぐれていたのか、21時前には眠りにつきました🛏
☀️朝食
温泉効果で10時間爆睡
パッと起きたら、朝の6時半！
一度も起きることなく10時間ほどぐっっっっすり寝ていたことになります。最近寝不足だったから本当に嬉しい。スッキリとした寝覚めで、朝から内湯に優しく浸かって二度寝ZZZ
朝食は8時〜9時の間に自由にいただけるので、また昨晩と同じ会場に行きます。
口コミ以上に美味しかった朝食❣️
口コミを見て、バイキングだけど品数が少ない…など前情報を踏まえていたのですが、すごく美味しくてご飯を三杯くらいおかわりしながらおかずたちを堪能しました。
こんな感じで、鮭、ニジマスの甘露煮、卵焼き、ハム、温泉卵、サラダ、お漬物、煮物、きのこ味噌汁、バターナッツかぼちゃのポタージュ…など✨
飲み物はお茶やコーヒーに加え、牛乳、トマトジュース、信州りんごジュースなんかもありました🍎
私は8時15分頃に行ったらほぼ最後に入場した客だったかな。
ビュッフェ代のおかずたちが大部減っていましたが、お宿の方に声をかけるといくらでも追加で持ってきてくれました✨
地味に原木ハムが、柔らかくて脂が乗っていてすごく美味しくて四つも、温泉卵は二つもいただいてしまいました。
またバターナッツかぼちゃのポタージュが、甘くて優しくてほっこり。
お漬物も三種類ほどあったのですが、変りどころでは、トマトのお漬物が爽やかでこれまた五つもいただいてしまいました。
フルーツも、柿、梨、葡萄と秋の味覚でなんだか嬉しくなってしまいましたよ🍇
全体的に地味なメニューに見えたのですが、いただくとどれも美味しくて、リピートしに取りに行くほどでした。９時すぎまでお腹がはち切れるほどゆっくりいただきました😋
💰料金とまとめ
チェックアウトは11時までなので、朝ごはんを食べたら向かいの立ち寄り湯、『小倉ノ湯』に1時間ほど浸かってお部屋を出ました（素晴らしかったので、次の記事に書きますね）。
お宿概要
- チェックイン／アウト 14:00／翌11:00
- 一泊一名夕朝食付料金 18500円
（一名利用の追加料金2000円を含む） - アクセス： 上田駅から千曲バスで30分、宿お迎え10分
- 予約は電話受付のみ
今回の宿泊の感想
お部屋も落ち着けて、田園風景が望める露天風呂、そして心尽くしという言葉が似合う夕朝食はどれも本当に美味しく、本当に素敵な宿でした。
沓掛温泉に向かう道すがらの青木村のほのぼのとした感じまで気に入りました🍂
三連休直前でお電話したら滑り込みでしたが、十月はしばらくずっと満室だそう。
今回は時期が悪くお風呂で冷え込んでしまいましたが、ぬる湯に加え景色も含めてリラックス出来る素敵なお風呂だったのでまた夏に絶対再訪したいです❣️
→次の記事に続く。
